学ぶ姿勢の大切さ☆直・方・大☆
姿勢の大切さ☆直・方・大☆
直方大なり。
習わずして利(よ)ろしからざるなし。
(坤為地)
「直」は、素直、実直、真っ直ぐに進む。
「方」は正方形の意で、方正、また東西南北、四方八方に広がる様子。
「大」は遍く盛大に。
直方大は天に従い、万物を受容して遍く育成する「地」の徳である。
教えられたことを私情や理屈で曲げずに、
素直に受け入れて実践できる人は、知恵の一滴を与えられただけでも、
習わずとも広大に伸びていく、といっている。
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学ぶ姿勢は一番大切。学んでいる間は成果を期待しない。
一生学びということは、成功の美酒を味わうこと無く人生を終えること。学び続ければ、きっと良い方向に向くはずだと信じて走ること。
学ぶ姿勢が背骨の人生は楽しい。徒に成果を期待しない。
だから焦らない。失敗を恐れない。失敗が最大の学習素材だということが分かっているから。こういう時は、毎日、何があろうと、ニコニコ笑って前向きで生きれる。
学ぶ姿勢が最強の姿勢。失敗だって怖くない。
小さな失敗ですら、千にも及ぶ学びの宝庫。何か、自分の未熟さが組み合わさって、大失敗の兆候を産む。それに気づいて微調整を繰り返す毎日こと、学習人生。
失敗を恐れて、一歩も目に踏み出せない。よくある前進恐怖症。失敗を無視して突っ走る猪突猛進病。どっちもマズイ。新しいことに踏み出そう。変だと思ったら、常に原因を探し当てよう。そこに、学びの素材が集まっている。
本を読んだ勉強は忘れる。その本を読んだという事実しか憶えていないもの。
本当の教科書は、毎日の人生。確実を求めたった、そんなものはない。不確実だからこそ、動けば壁にぶつかるもの。それが、自分を育てる最良の教科書。
学びを忘れた瞬間、人生の悪魔のサイクルが訪れる。
小さな失敗は無視し、大きな失敗は他人のせいにする。そしてどんどん人望を失う。
頑なな気持も倍化する。それで、結局、焦り、失望、恐怖の虜に。
全て、傲慢(ごうまん)という言葉で表せる。
傲慢とは、相手への思いやりがなく、見下した態度をとってり、横柄な態度をとるようなことを表す言葉です。
たった一つの失敗は、千の教えを秘めている。
学べるか学べないかは、その人の力量次第。
学ぶ姿勢を取れる人の事を謙虚な人と呼んでいる。