Electric-Amethyst

まとめ的なw

☆生々発展の六段階☆

☆生々発展の六段階☆

時に六龍に乗り、もって天を御す。
           (乾為天)


龍は雲を呼び、雨を降らすといわれる。
そこから龍は「天」と「陽」を象徴する生き物とされる。
 
易経六十四卦の乾為天の卦には、龍になぞらえて、
志の達成までの変化の過程が次の六段階で記されている。

○第一段階「潜龍」高い志を描き、実現のための力を蓄える段階。
○第二段階「見龍」基本を修養する段階。
○第三段階「君子終日乾乾」創意工夫し、
 独自性を生み出そうとする段階。
○第四段階「躍龍」独自の世界を創る手前の試みの段階。
○第五段階「飛龍」一つの志を達成し、隆盛を極めた段階。
○第六段階「亢龍」 一つの達成に行き着き、窮まって衰退していく段階。

この六段階を「六龍」という。
この六つの過程は朝昼晩、春夏秋冬の変化過程と同じであり、
大願成就の天の軌道である。
 
その時その時に応じた働きがあり、その力を使いこなし、
大いなる働きを成していくのである。

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六龍 ・・・これだけは、暗唱して、胸に刻むべし。

○第一段階「潜龍」高い志を描き、実現のための力を蓄える段階。
○第二段階「見龍」基本を修養する段階。
○第三段階「君子終日乾乾」創意工夫し、
 独自性を生み出そうとする段階。
○第四段階「躍龍」独自の世界を創る手前の試みの段階。
○第五段階「飛龍」一つの志を達成し、隆盛を極めた段階。
○第六段階「亢龍」 一つの達成に行き着き、窮まって衰退していく段階。

我々の栄枯盛衰の6段階説。

 

潜流時代 先ずは、水面下に潜ってただひたすら、あらゆる誘惑を断って下積み作業。表舞台には、出てはいけない。その瞬間に堕落する。我欲がドライバーになって、”何くそ”と努力を始めるもよし。一方、清らかな貢献の心も持つべし。大きな夢をドライバーに。

 

龍時代  下積みの苦労は報われて、先輩、師匠に才能、努力を見出される。引っ張り出されて少し注目されるようになる。徹底的に、あなたに注目した先輩、師匠を見て、学ぶ。まねる時代と言っても良い。ここは、教えてもらった通りに基本を作り、高める段階。自己過信して、自分を売りだせば、すぐこける時代。

 

君子終日乾乾 基本の型を身につけたら、それを実践で、日夜使いまくる。現実に、自分が、そういう型を使っていくと、”こうすればもっとうまく行くのでは”という創意工夫をして行くもの。そうしたトライアルを行いながら、毎晩、そのレビューをする。そしてどんどん自分独自の仕事スタイルが確立される

 

躍龍  自分に自分なりのスタイルと実力がついた。サー飛躍の時である。安売りはいけない。自らの活躍できるタイミングに、活躍できる場所で、立場に自らを置く努力が必要。それは、じっと時を待つことも含む。

 

飛龍 あなたは、飛びます。自然に飛びます。人は集まってきます。話は、あなたの周りでドンドン進みます。特別な努力もしない自然体で、物事はすべて良い方に行きます。怖いほどです。

 

亢龍 成功はあなたの潜龍時代からの努力の賜物。飛龍の好調さに、怖さから、これが当然という慣れに変わる。だんだん驕った発言、自分が特別であるという素振りが出てくる。成功を怖がっていたような人を引き付ける初々しさもない。できれば会いたくない傲慢な人に変わる。そして、自然にあなたを担ぐ人も減り。ふと気がついたら、地位を失う。人気も無くなる。

 

飛ぶには、慎重な何段階ものステップが必要。でも、落ちる時には、一足飛びに下まで落ちる。これが世の法則性。実力を磨くときの学ぶ姿勢、学びを忘れた傲慢な姿勢が人のアップスアンドダウンの原因だから。上昇志向で学び続けるのは当たり前。上昇の極みでも学び続けないといけないということ。学びを捨てた人を軽蔑する。自分がそうはなりたくないから。