Electric-Amethyst

まとめ的なw

人生に安住はない、安住を求めてはならない。そして、安住を求めることが、自らを安心、そして良きものから遠ざけるのかも知れない。

☆危うき者☆
危うき者は、その位に安んずる者なり。
亡ぶる者はその存を保つ者なり。
乱るる者はその治を保つ者なり。
            (繋辞下伝)
盤石(ばんじゃく)と安心しきっていると地位が危うくなる。
いつまでも存続すると思っていると亡ぶ。
よく治まっていると気を抜けば乱れていく。
 
時は常に変化して状況は変わる。
盤石の安泰などあり得ない。
 
壊乱の兆しは必ず油断する安定期に生ずる。
自戒警戒して対処に備えるべきである。

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一時も休まること無く天地は動く。

社会も動く、顧客も、社員も、そして自分を取り巻くすべてのものが、一時の休みも無く動いている。だとしたら、「これで良い!」と自らが動きを止めた瞬間に、幸福な均衡は崩れ始める。

人生の目標を、双六(すごろく)の上がりに置いてはならない。

学び、働き、稼ぎ、引退し・・・静かな余生を送りというストーリーは幻想かもしれない。自らの成長を捨て去ることが引退なら、それは、安住を保証しない。

死ぬまでのあらゆる一瞬一瞬に、自らの成長を託し、動き続けることでしか、安住は得られない。逆に言うと、安住とは努力して追い続けるものであり、それは安住ではないかも知れない。

人生に安住はない、安住を求めてはならない。

そして、安住を求めることが、自らを安心、そして良きものから遠ざけるのかも知れない。「立ち止まるな!」いま、自らに語りかけたい。