仕事が速いメリット
しかしそれでもやはり、仕事が早いのは得なのです。それは歩合性ではない仕事にも言えることです。
なぜなら、仕事が早いと次のようなメリットがあるからですぞ。
仕事が早いメリット。それは圧倒的なスピードで仕事を独占し、コントロールできることです。
他の人よりも早く仕事をするので、相手よりも先回りし、有利なポジションに立つことができるのです。
これは営業の仕事で特に実感するのですが、競合他社よりちょっとでも遅いだけで、不利な立場に立たされるのですよね。
同じ提案をしても、競合他社より遅かっただけで、
と、吾輩の仕事をコントロールされてしまうのであります。
これはもちろん、社内での仕事にも言えること。ライバル(同期、後輩など)と、常に競争している状態ですからね。
仕事が早く終わった人が、全体の仕事を独占し、コントロールしてしまうのです。
仕事が早いメリットは何か?それはずばり、出世でしょう。仕事が早い人は出世も早いのです。
なぜなら、仕事が早い人は仕事ができる人であるからです。
「仕事が早い=たくさん仕事をする=他の人の分の仕事もやる=めっちゃ仕事ができる人」、という訳ですね。
もちろん、たくさん仕事をした分ミスも増えるかもしれませんが、それでも仕事量の差には敵いません。
また仕事が早いと上司に可愛がられる確率が高くなりますぞ。
日頃から仕事を早くする習慣がある人は、上司からの依頼もすぐやる習慣があります。つまり、「上司の指示をすぐにやる人」なのです。
こんなかわいい部下、上司が可愛がらない訳がありません。
つまり仕事が早い人は、「仕事ができるという評価」と、「上司から可愛がられる」ことで出世街道を爆走することができるのです。
・・・しかしその後半年で独立してしまいましたが・・・
仕事が早いと出世に有利。これは間違いありません。
また仕事が早いメリットは、職場環境がよくなることでしょう。
仕事を早くすることで、あなたの職場環境がよくなり、働きやすい環境で仕事をすることができるようになるのです。
仕事を早く終わらせるには、他の人の協力が必要不可欠です。苦手なことをカバーしてもらったり、逆に得意なことでフォローしてあげたり。もちつもたれつ、仕事はチームプレーなのです。
仕事を早く終わらそうと、お互いにフォローする職場はとても居心地のいいものです。逆にお互いの仕事に興味がなく、コミュニケーションの少ない職場は、どこか働き辛いですよね。
仕事のスピードがなぜ大切なのか?それは、仕事のスピードは、自分自身の成長スピードだからだ。
限られた時間の中で、できるだけ仕事を早く、より多く処理することは、自分自身の成長スピードに直結するのでありますよ。
例えば1日10の仕事する人と、15の仕事をする人がいるとしましょう。
10の仕事をした人は10のことを学べますが、15の仕事をした人は15のことを学ぶことができます。
もしこのペースで1000日(約3年)仕事をしたとき、
1日10の仕事をした人は、10000のことを学べます。
1日15の仕事をした人は、15000のことを学べます。
3年間で学んだことに、歴然とした差が出来てしまうのです。
このように仕事のスピードは、そのまま自分自身の成長スピードに直結してしまいます。仕事が早い人は、成長するのも早いのです。
少しくらい仕事のスピードが違くても、1日2日、1カ月2カ月では差はごくわずかでしょう。しかしそれが1年、2年、3年・・・と継続されると、実力の差は大きくなります。
もしもまだ「仕事が早いのは損だ」と思っているのであれば、即刻考えを改めた方がいいかもしれません。仕事が早いライバルとの差が、取り返しのつかないものになってしまいますよ。
それでは、まとめよう!
仕事が早いメリットは次の通りでございますぞ。
「仕事が早いのは損だ!」
そのお気持ちは分かります。吾輩もかつてはそうでしたので。
ですが、仕事のスピードは自分自身の成長スピード。あなたがゆっくりしている間に、ライバルはものすごく力をつけているかもしれません。
吾輩もゆっくり仕事をしていた時期、知らずに同期に差を付けられて悔しい思いをしました。もう2度とのんびり仕事は致しませんよ!