職場がちょっとだけ楽になる社内営業のやり方
社内営業って聞くと、上司に対してへこへこするイメージがある。けど本当の社内営業って、それだけじゃないのでありますぞ。
営業マンたる吾輩が考える社内営業のメリットは次の通り。
社内営業をすることで、職場を自分の働きやすい環境に作り変えることができるのだ。
会社に行きたくない、職場にいるのが辛い。そう感じる原因のほとんどは「人間関係」だ。
苦手な人が職場にいる。上司と性格が合わない。部下が言うことを聞かない、生意気だ。
仕事本来のおもしろさよりも、そこで一緒に働く人との人間関係が、「会社に行きたくない」に関わってくるのであります。
だからこそ、社内営業が必要なのであるよね。
社内営業をすることで、そこで一緒に働く人との人間関係を良好にして、働きやすい環境を手に入れることができるのだ。
嫌いな上司だって、社内営業して「上司に可愛がられる部下」になれれば、頼もしい上司に変わる訳だしね!
社内営業をすることで、自分がやりたい仕事をやらせてもらえるようになるぞ。
会社として、組織として仕事をしている以上、今やっている仕事が自分のやりたいこととは限りませぬ。
むしろ現実は残酷で、やりたくもない仕事を致し方なくやる方が多いものであります。
しかーし!なんと社内営業をすることで、自分のやりたい仕事、いわば「おいしい仕事」をやらせてもらえるようになるのでありますぞ。
社内での仕事の割り振りの決定権は上司が持っている。
そんな上司に社内営業をすることで、「自分のやりたい仕事」、「おいしい仕事」を割り振ってもらうことができるのだ。
上司だって人間ですもの。かわいい部下の頼みとあれば、思わず聞いてしまいますぞ。
でもこんな仕事はやりたくないであります!
仕事ができるだけでは、希望の仕事ができるとは限らないのであります。
社内営業をするメリットは、単に職場環境をよくし、自分のやりたい仕事をやる為ではありませぬ。
もちろん、出世して給料を増やす為にも、社内営業はとっても有効な方法でありますぞ。
どんなに仕事が出来る人でも、社内営業ができない人では出世することは難しいでしょう。
それは上司が、
と、思うからだ。つまり、上司から遠ざけれてしまうのだ。仕事できるのにね。
さらに社内営業ができない人は、コミュニケーション能力が低い傾向がある。
本当は苦手な人でも社内営業と割り切って、誰とでも明るく接することができる人は、まさに社内のムードメーカーになれる人だ。
吾輩も本当は人見知りで、無口で誰ともしゃべりたくないのだけど、社内営業と割り切って、みんなと明るくしゃべってたら、気が付いたら32歳で課長になっておりましたぞ。
社内営業はメリットがたくさんある。これはもうやらない手はありませぬぞ。
そこで重要になってくるのが、「正しい社内営業のやり方」でございますぞ。間違った社内営業をしてしまっては、逆効果だからね!
社内営業の基本は、誰に対しても礼儀正しく接することだ。
上司の肩を揉んだり、お世辞を言ったり、上司のオヤジギャグに爆笑することではありませぬぞ。
上司だけでなく、同僚や部下、他部署の社員や、出入りしている業者。
会社に関係する人、全員に対して礼儀正しくすることが、社内営業では何よりも大切なのであります。
それは、誰か特定の人だけに愛想をよくすると、必ず他の人から足を引っ張られるからだ。
なんだよ、ザク男爵先輩・・・。
特定の誰かだけ優遇すると、必ず誰かのひんしゅくを買って足を引っ張られるのであります。
上司に限らず、同僚、部下、女性社員、出入り業者。みんな同じように礼儀正しく接することが重要である。
社内営業を簡単にやる方法は、いつもの話声をちょっとだけ高くしてしゃべってみよう。
いつもよりちょっと高い声は、相手に「元気な印象」、「明るい印象」、「健康な印象」を与えることができるからだ。
別に本当の性格が明るくなくても、元気でなくても全然OK。吾輩なんて元の性格が無口なシャイボーイでございますからね。もし仮に社内営業をしないで、普通の声でしゃべっていたら
と、なってしまう訳であります。これをちょっと高い声でしゃべってみると、
と、なるのだ。吾輩、全然明るくもないし、元気でもないんだけどね。
いつもよりちょっと高い声を出すだけで、社内営業は簡単に始められますぞ。
この社内営業の方法もとっても簡単だ。それは返事を「はい」から、「はいっ!」に変えるだけでありますぞ。
特に上司から呼ばれたら、すかさず「はいっ!」と返事して、元気なヤツアピールをしておきましょうぞ。
瞬発力よく返事するのもいいけど、相手の話は最後までしっかり聞きましょう。
しゃべることが苦手でも、社内営業をする方法はございますぞ。
それは、動作を機敏にすることだ。
そうすることで、「やる気のある印象」、「元気な印象」、「若々しい印象」を相手に与えることができるからね。
誰かに呼ばれて立ち上がるときも、「どっこらしょ」とゆっくり立ち上がるのではなく、さっとスマートに立ちあがろう。
書類を誰かに届けるときも、てくてく歩くのではなく、すたすたとさっそうと歩こう。
別に何もしゃべる必要はございませぬぞ。
あなたのその1つ1つの動作で、相手に好印象を与えることは十分できるのだ。
口下手な吾輩は、とにかく仕事中の動作を機敏にすることで、社内の人へ向かって「やる気」を発信し続けておりますぞ。
仕事の動作を早くするだけで、不思議と本当にやる気まで出てくるから不思議なのであります。
相手に感謝を伝えるときほど、社内営業に最適なシーンはございませぬ。
誰かに「ありがとうございました」というチャンスには、必ず「45度」のお辞儀を致しましょう。
最敬礼。自社の重役や取引先の社長など重要人物と会ったとき。また、感謝や謝罪するときに使う、もっとも丁寧なお辞儀。
つまり、相手に感謝を伝えるときは、一番丁寧なお辞儀をしよう、ということでありますよ。
吾輩は口下手なもので、どんなに感謝の気持ちを抱いていても、それを言葉で100%伝えることができませぬ。
だから、45度の最敬礼をして、感謝の気持ちを相手に伝えるようにしているのであります。
社内で感謝の気持ちをどんどん伝えることで、働く職場の人間関係がよくなっていくのでありますぞ。
そして最後は白い歯を見せて、思いっきり笑ってみよう。
思いっきり笑うことで、職場の空気が和やかになり、働きやすい職場環境が手に入るのだ。
やり方はとても簡単だ。
口を横に広げて「にかっ(笑)」と笑うだけでございますよ。簡単!
すると不思議と目もにっこりと笑っているではありませぬか!これぞ完璧な営業スマイルでございますな!
営業スマイルは、見る側もとてもすがすがしい気持ちになる。見ていて気持ちがいいものであります。
ちょっとした仕事のミスだって、素敵な営業スマイルを見せてくれるなら、許しちゃいたくなるものでありますよ。
眉間にしわを寄せて真剣に仕事をするだけでなく、意図的ににかっと笑って快適な職場環境を手に入れましょうぞ!
こんなツッコミをされても、職場の空気は和むものであります。
それでは、まとめよう!
辛い会社、職場がちょっとだけ楽になる社内営業のやり方は次の通り!
1・誰に対しても礼儀正しく接すること。
2・声のトーンをちょっとだけ高くしてみる。
3・返事を「はい」から「はいっ!」に変えてみる。
4・動作を機敏に。歩くスピードを速く。
5・お辞儀をするときは、45度の最敬礼。
6・白い歯を見せて営業スマイル!
できることなら、素の自分のまま、快適に働きたいものだ。
だけど会社には色んな人が働いているから、素のままの自分だとどうしても合わない人がいて辛いのであるよね。
そんなときこそ、社内営業をして、少しでも自分の働きやすい職場に変えてしまうことがおすすめでありますぞ。
ぜひとも快適な職場環境を手に入れましょう!