アプローチでは10度のずれが命取り
まずは100ヤードのショットから。
100ヤードは、91.44メートル。
端数が面倒なので90メートルで計算します。
角度が1度ずれると1m先では1.8cmのずれが起きるようです。
ヤフーの知恵袋に出ていたのをそのまま引用します。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1367217078
では2メートルで3.6cmのずれ。
・・・10メートルでは、18cmのずれ。
・・・90メートルでは、162cmのずれ。 あってる?ねぇ、ここまであってるよね???
「なんだよ、100ヤード先でも1.6メートルほどの誤差しか無いじゃん!」って思ったでしょ?
この戯け者が!!
たった1度のずれでも、90メートル先では1.6メートルものずれが起きるんです。
では、10度のずれなら?
100ヤード先では、約16メートルのずれが発生するんですよ!16メートル!!
銀河漂流バイファムに出てくるバイファムが16.8mですから、バイファムの背丈分ぐらいのミスショットになりますね。
左右に16メートルの誤差があったらグリーンに乗らないどころか、ガードバンカーに入ってしまってもおかしくありません。
では、10度ずれた30ヤードのアプローチなら?
30ヤードは、27.43200 メートル。 ・・・まぁ約30メートルってことにしましょうよ。
10度のずれが1メートル先で18cmだとすれば、30メートルで540cmのずれが発生します。
5m40cm!
そりゃチップインは無いわ。
しかも距離がピッタリだとしても5m以上のパットが残るんですよ。
1パットで沈めるのには難しい距離です。
日本の乗用車の平均全長が約4m~5mですから、ヨコに車一台分ぐらいのミスショットになりますね。
これを見てわかる通り、いかに目標に向かって真っ直ぐ立つことが重要かという事。
たった1度のずれでもボールはカップから離れていきます。それが10度、20度・・・となれば最悪です。
あなたは、アドレス時にターゲットへの10度のずれが修正できますか?
目標に向かってしっかりとアドレスできるようにしましょうね。