Electric-Amethyst

まとめ的なw

分に過ぎた地位は、辞退するべし。満を持して、そういう地位を獲得すべし。地味に実力を磨いておけ。三顧の礼で迎えられるのが理想じゃないだろうか。

☆分不相応が招く災難☆

負(お)い且(か)つ乗り、寇(あだ)の至るを致す。
                 (雷水解)


荷物を背負い、馬車に乗り、強盗に襲われる、という意味。

これは実力のない者が分不相応な高い身分に就くことに喩えられる。
分不相応であるが故に世間から好奇の目で見られて、
位を奪われるということである。
 
分に過ぎた地位に居ることは、自分から災難を招くようなものだと教えている。

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地位が人を作るという考え方は、私は嫌いである。

寧ろ昇進なんて、自分の少し遅いくらいの方が健全だと考えている。無理に地位をとったところで、自分の間尺に合わない責任に押しつぶされるのが関の山。

 

分に過ぎた地位は、辞退するべし。

満を持して、そういう地位を獲得すべし。あくせく、猟官運動をするよりは、地味に実力を磨いておけ。そして、三顧の礼で迎えられるのが理想じゃないだろうか。

 

三顧の礼

 
 

三顧の礼(さんこのれい)は、故事成語のひとつ。目上の人が格下の者の許に三度も出向いてお願いをすること。

 

 

まわりを見て、まわりに動かされるな。他人の目で自分を見るな。

仲間が先に出世したり、成功しているのを見て、うらやましがるな。仲間が、上手い手で、高い地位をつかんだのをうらやましがるな。自分の実力を常に見ること。

 

昇進が遅れても、その事自体に悩む必要はない。自分の実力の足りなさには大いに反省すべし。逆に地位が高くなったとき、自分がその地位なりの実力があるのか内省すべし。徒に、交渉や政治で、高い地位を取りに行ってはいけない。